「おい、起きろ!」オヤジが私の肩を揺すって起こそうとする。

バイト経験が役立った時

「おい、起きろ!」オヤジが私の肩を揺すって起こそうとする

★50歳 男性

「おい、起きろ!」オヤジが私の肩を揺すって起こそうとする。眠気が優先する私は言い訳がましいことを並べて布団から抜け出せない。級友に誘われて新聞配達のバイトを始めての数日間はなれない生活リズムにオヤジを煩わせた。高校1年生か2年生の時だ。
特に朝刊配達というバイトをしなければならない理由はなかったのだが、当時、高校生のバイトの主力だった。頑張っていると見えた級友に刺激されて始めたと記憶している。
新聞が販売店に届く限り、強雨だろうが豪雪だろうが配達しなければならなかった。私は約100軒担当していた。現在と違って6時頃までに配達を終えれば良かったので、のんびりとはしていたのであろう。深夜起きには苦労したが、1年ばかり続けた。
ネット社会となった現在、新聞販売店従業員が不祥事を起こすと、ネット上で言葉を極めて罵られる。それを目にすると胸が痛む。世の中は、駕籠に乗る人担ぐ人、その又草鞋を作る人で成り立っているのだと。

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